痛風の薬

痛風の薬

痛風の特効薬であるコルヒチン

 

痛風の予防薬として古くから使用されている薬で、痛風の元である尿酸結晶に対して白血球が攻撃をする時にでる痛みに対して、白血球の働きを抑制して痛風の痛みを予防してくれます。

 

すでに、尿酸値が高い(尿酸値が7.0mg/dL以上)方が痛風による症状の悪化を事前に防ぎことができる薬です。
即効性があり、痛風に対して特効薬として現在では使用されています。

 

痛風の症状が出る前に前駆症状がありますので、今から痛くなる事が予想される場合には、事前に痛風の薬を服用しておくことで痛みを回避する事が出来ます。

 

コルヒチンの使用方法

成人の方は、1日(1錠:0.5mg)を6〜8回服用します。
痛風発作の予防には、1日に1回1,2錠を服用します。
痛風発作の兆候が出た場合、1日1回1錠を服用します。

 

コルヒチンの詳細はこちら

尿酸を減らすお薬ザイロリック

 

ザイロリックは体内の尿酸値を減らす働きをします。尿酸降下薬とも言われています。
ザイロリックは体内のプリン体が尿酸に変化されるときに使用される酵素キサンチンオキシダーゼの働きを阻害して、体内に尿酸が作られる事を抑制します。

 

古くから痛風に使用されている薬で、代表的な尿酸降下薬です。

 

ザイロリックの使用方法

軽度の場合:1日100〜200mgを2〜3回に分けて食後に服用
中等度の場合:1日300〜600mgを2〜3回に分けて食後に服用
重度の場合:1日700〜900mgを2〜3回に分けて食後に服用

 

ザイロリックの実際の写真

 

ザイロリック
ザイロリック

 

ザイロリックの詳細はこちら

痛風の治療

痛風の治療は大きく分けて、痛風関節炎の治療と、尿酸値の安定の2点に分ける事ができます。

 

痛風関節炎の治療は、慢性又は急性の関節炎を治す事で、高尿酸値の治療は、薬物を使用する以外に食生活の指導も行っていきます。

 

今では痛風の患者さんが沢山いますが、戦後食生活が欧米化したせいもあり、このような病気が日本でも起きました。

 

戦前の日本人には無かった病気です。

 

その意味では、前立腺肥大も戦前は日本では存在しませんでした、

 

以上のような理由で、痛風の治療には食生活の改善が特に必要である事が分かります

 

痛風関節炎の治療には、一般的に非ステロイド抗炎症薬を使用します。

 

経過を見て、炎症が無くなった時点で終にします。

 

尿酸値が7.0mg/dl以上の患者さんには、薬物をしようします。

 

痛風の原因である尿酸の生成をおさえ、血中の尿酸レベルを低減させるザイロックや、痛風の予防や症状の緩和等には、コルヒチンが使用されます。

 

痛風の治療は食事療法を同時に続けていく事が重要になります。

 

痛憤の原因になるアルコール類・果糖・プリン体の取り過ぎに注意します。

 

痛風の治療には、食事療法が欠かせません。どんなにいい薬を使用しても、痛風の原因になる食べ物を食べていたのではいつまで経っても痛風が治りません。

 

肥満の大きな原因ですので、ダイエットも痛風の治療の一環となります。

尿酸値

尿酸はどなたでも体の中に存在しており、作られる量と排出される量のバランスで安定をしています。

 

尿酸の原料はプリン体と呼ばれる物質で、尿酸はプリン体を使用した後の燃えカスになります。

 

プリン体は最近よくテレビなどで騒がれていますが、その80%は実は食べ物からでなく体の内部で作られています。

 

プリン体は遺伝子を構成している物質で、体は常に新陳代謝を繰り返して古い細胞が死んで新しい細胞が作られます。

 

この古い細胞が死ぬ時に、その遺伝子を構成していたプリン体が体の中に放出されます。

 

このときに作られた尿酸は血液の中を流れ通常は排出されることで濃度は一定に保たれているのですが、排出が間に合わず血液内の尿酸値が「7.0mg/dL」に達した時に、尿酸値が高い状態「高尿酸血症」と呼ばれています。

 

尿酸値が「7.0mg/dL」に達した時点から、もう血液内に尿酸を貯めておく事が出来ない状態になり、結晶化して関節など部分に溜まって行きます。

 

この結晶は足の親指の付け根に溜まりやすく、それを異物として白血球が攻撃をし始めますと、化膿して痛みとなって症状が現れます。

 

俗にいう、痛風関節炎がこれになります。

 

痛風は1960年前の日本には存在しませんでした。ですが食事が西洋化していくにしたがって、高カロリー高タンパク質の食品を食べるようになり、日本人の間でも痛風が出てくるようになりました。

 

今では、若くして高血圧や高脂血症の方が増えています。これらの方は血中の尿酸値が高くなる傾向があります。

 

病院での尿酸値が高いと言われたら、適度な運動と食生活の改善、ストレスを溜めないなど対応が必要になります。

 

尚、女性はエストロゲンホルモンが血中の尿酸を排出する働きがありますので、閉経前の女性は痛風になる事はほとんどありません。

痛風の初期症状

痛風の初期には、だいたい70%ぐらいの確率で足の親指の付け根が腫れて痛くなります。

 

この痛みは、風が吹いても痛いと言うぐらい強烈な痛みです。

 

この痛みはそのままにしておくと、10日〜1週間で治ってしまいます。

 

ですので、人によっては一時的な関節の痛みと勘違いして、治ったと思いそのままにしてしまう人がいます。

 

この痛風発作をそのままにしておきますと、体内では痛風の状態が更に悪化して半年か1年後に再度痛風発作を起こすようになります。

 

痛風発作の間隔は悪化するほど短くなり、やがては骨の変形や腎臓の病気に繋がって行きます。

 

ですので、このような症状が出た場合にはすぐにお医者さんに行って検査をしてもらいましょう。

 

又、人によっては足の親指の痛みが無く別の部分に痛みを感じて、それもそれほど痛くないなんて方もいます。

 

そのような場合には、痛憤に気が付かずに知らずに痛憤が悪化して、気が付いた時には重大な問題が体に起こっているなんて事もありますので、痛みが足の親指の付け根でない場合もありますので注意が必要です。

 

痛風にはよく効く薬がありますので、早期に気が付いて治療を始めた場合にはほとんど問題なく通常の生活を送る事が出来るようになります。

 

初期症状が出て、医者に痛風だと診断された場合には、食べ物に気を付けましょう。特にアルコールは尿酸を多くしてしまう働きがありますので注意が必要です。
アルコールの中でもビールはプリン体を多く含み尿酸値を上げてしまいます。

 

最近ではプリン体0などと表示し販売されているビールがありますが、たとえプリン体が0でも、アルコール自体に尿酸値を上げる効果がありますので安心して飲んでしまってはいけません。

 

痛風の薬

痛風発作

初めての痛風の発作は、ほとんど場合が足の親指の付け根に痛みえお感じて、その後腫れてくる症状が一般的です。

 

その痛みは今までに経験した事の無い物凄い痛みを感じる事になります。

 

痛風の足の写真↓
痛風の発作

 

その痛みは1〜2日程続いた後、1週間〜10日程で自然に消えてなくなります。

 

通常は、足の付け根が痛くなるのですが、足の付け根だけでなく、他の関節部位に痛みが出る事があります。

 

痛風の痛みの出やすい場所
痛風の部位痛風の部位

 

痛風の発作は足の付け根だけではありませんので、それ以外の関節が異常な痛みを感じた時は痛風を疑ってみましょう。

 

痛風の痛みが和らぎますと、痛風が治ったと思ってしまう人がいますが、痛みは収まりますが、血中の尿酸値が高い状態では1年以内に再度の痛風発作を起こします。

 

2度目の痛風発作になりますと、更に痛みが増して痛い期間も長くなり、次の痛風発作までの期間も短くなっていきます。

 

この状態まで放っておきますと、やがて腎臓などの内臓疾患が出てきて、取り返しのつかない状態になってしまいます。

 

尿路結石などにもなる事があり、これも痛風と共に男性にとっては、耐え難い痛みの病気として知られています。

 

痛風の発作が出た時には、マッサージなどをしてはいけません。かえって痛くなりひどい目にあいます。

 

痛風の発作になりましたら、氷で冷やすようにしましょう。

 

心臓よりも足を高いところに上げる事で、少しは痛みが治まります。

 

痛風の発作は、非常に痛く関節が腫れてきますので、比較的簡単に痛風であるト医者に行くと診断がつきます。

 

痛風の発作に合いましたら、なるべく早く医者に行って対処してもらうことが一番です。

痛風結節

痛風の発作は血液中に溶けきれない尿酸が関節の部分に溜まって結晶化しそれが剥がれるときに白血球の異物と判断して攻撃を始めると痛みとして症状が出てきます。

 

一方、痛風結節は痛風発作を繰り返して酷くなった場合に皮膚の下に尿酸の結晶が溜まるようになりこぶになって出てきます。
痛風結節は、体のいろんな部位に出てきて大きいものですと、野球のボールほどの大きさになります。

 

★痛風結節になりやすい部位↓
痛風結節になりやすい部位

 

★実際の痛風結節の写真
痛風結節の写真

 

痛風結節は、簡単に手術で取り除く事ができません。尿酸の結晶は神経や血管の中に深く入り込んで作られているため、無暗に切除をそいますと体の機能が低下してしまいます。

 

手術をする場合でも痛風結節がある事で普段の生活に支障が出る場合に限られます。その場合においても尿酸の結晶を全部取り除く事はせずに完全に結晶だけの部分を取り除いて、その後血中尿酸値を下げる事で自然に体に吸収されるのを待ちます。

 

痛風結節には痛みが無く、耳の部分に出てきた場合などには何か皮膚の老化現象と思い込み痛風結節である事に気が付かない人もいます。

 

又痛風が酷くなっても必ず痛風結節になるわけではなくどちらかと言うと、痛風結節にならない人の方が多い割合になります。

 

何故痛風結節ができるのかは、いまだ理由が分かっていません。

 

痛風結節が出てきたら、それは間違いなく痛風ですので、早期にお使者さんに診てもらいましょう。

偽痛風

偽痛風(ぎつうふう)は痛風とよく似ていますが、全く違う病気です。

 

痛風は尿酸が関節部分で結晶化して、尿酸ナトリウム結晶が原因で起こる病気です。

 

一方、偽痛風はピロリン酸カルシウム結晶という結晶が軟骨の部分にできて、痛みを生じる病気です。

 

偽痛風のレントゲン写真↓

 

偽痛風

 

関節の間に軟骨にこの石灰化した物質が溜まりますので、間接をうごかすたびに痛みを感じるようになります。

 

急性期の時は、ステロイド剤などの注射をして、炎症を押さえる治療をします。

 

この、偽痛風にはこれと言った治療法がなく痛みをコントロールしていきながら対処療法でした対応できません。

 

偽痛風になる方の年齢は60〜80才のお年寄りが多く、関節に痛みを感じ医者に行っても痛風、関節炎も無く調べてみたら偽痛風だったなどが多い様です。

 

痛風は主に、足の親指にできるのに対して、偽痛風の痛みの起こりやすい部位は膝関節が最も多く、ついで手、足、股、肘関節などです。

 

偽痛風の診断決定には、関節の液を検査して、ピロリン酸カルシウムの結晶を見つけ出す事で判明します。

 

痛風と同じように、関節にある血管や神経に絡み合って結晶ができますので、取り除く事は難しく、痛風の場合dすと血中の尿酸値を下げる事で結晶を無くしていく事が期待できますが、偽痛風の場合には、それにあたる対応方法がありません。